レッツノート 電源が入らない 電源スイッチ交換
電源スイッチの破損は、レッツノートでは定番の故障です。
破損したスイッチ
頑丈なイメージのあるレッツノートなのですが、スライドスイッチになっている電源スイッチの故障が多いです。
スイッチはボタンの先が物理的にスイッチのラッチ(出っ張り部分)を動かす構造になっています。
電源スイッチは、常時新品の純正部品を在庫しています。
連続で入庫することも多いため常時10台分以上は在庫しています。
電源スイッチ故障の症状
・何度かスライドしたり強くスライドすると電源が入る。
・押した感触がスカスカする。
・スライドスイッチが破損して電源が入らない。
電源スイッチ故障の切り分け方法
電源スイッチの感触が正常でも電源が入らなくなることがあります。
その場合は、アダプタを挿し込んでバッテリ充電中を示すLEDが点灯するか確認してください。
点灯すれば電源回路上でショートや断線しているわけではなく、このシリーズに多い電源スイッチの不具合の可能性があります。
接触不良が進んでしまうと電源が入らなくなってしまうことが多いです。
最初はスライド1回で電源が入らないくらいですが、そのうち何度もスライドしないとダメになり、ついには何度スライドしても電源が入らなくなります。
当店のスイッチ交換のメリット
・レッツノートのスイッチ交換実績は200件以上
キーボードが強力な両面テープで接着されていたり、ビスの数・種類が多かったりで分解難易度は高いです。
光学ドライブが搭載されているモデルだとドライブが入るスペースにもビスがあったり分解が大変なモデルですがこれまでに何台も修理してますので、悩むことなく一気に分解して修理いたします。
・お急ぎの修理にも対応可能
特急修理希望なら、最短で当日返却も可能です。
・スイッチ単体だけで交換
メーカーや他の修理店のように、電源スイッチの不良でマザーボードを交換することはありません。
・新品の純正部品に部品を交換するため再発は皆無
一時しのぎの補修ではなく部品を完全に新品交換します。スイッチが破損していなければ、接点復活剤を吹きけたり、取付位置を修正や洗浄して回復することがありますが、短期間で再発することが多いのでオススメしません。
・当店にご依頼いただく前に、メーカー修理が高くて修理をやめる方も多い
電源スイッチが悪いのは明らかな場合でも、メーカーではメインボードごとの交換と言われて当店に持ち込みいただくお客様もいらっしゃいます。他店で断られたスイッチ不良も部品単位の交換だけで修理できます。
スイッチ修理の実績
画像をクリックすると詳細が表示されます。
レッツノートの電源スイッチ交換
【修理期間】最短当日 ~3日
【修理費用】16,500円(税込)~
『ブログを見ました』と仙台・東北はもちろんのこと、南は沖縄から、北は北海道からも宅配便でやってきます。
相談無料、電話・メールでパソコン修理の概算見積りいたします。
お問い合わせフォーム
持ち込みでも宅配でも、どちらでも対応可能です。
スイッチの故障は、ある日突然接触不良を起こして電源が入らなくなる ということはほとんどありません。
『使用中に電源が切れる』『急に電源が入らなくなった』という場合は、スイッチではなく他に原因があります。
電源スイッチの交換作業
電源コードをつないで電源スイッチを操作し確認
ボトムケース側のビスを外します。
ドライブのフタの中のビスも外します。
ビスを全部外したら、パームレスト(キーボードの面)を取り外します。ケーブルが付いているので慎重に。
コネクタ3か所外してパームレストを分離。
スイッチノブ(指で操作する部分)があるので、外側からアルコールを付けてもスイッチ自体には届きません。
通電しており、スイッチ回路にも電圧がかかっています。
スライドさせてもスイッチの端子に導通がないので、電源が入らない場合はスイッチ不良で確定。
スイッチノブはハマっているだけで固定はされていませんので、すぐに取れます。
ハンダ付けされているこのスイッチを取り外します。
基板のハンダパターンを損傷させることなく取り外しました。
パターンがきれいに残った状態です。
新しいスイッチをハンダ付け。
電源を入れ、スイッチが正常に動作することを確認。
スライド一発で電源が入りました。
各部に不具合がないか動作点検を行って修理完了です。